種 類

広告に使用する→「用紙の種類」とは?

広告に使用する用紙の種類は様々な種類がありますが、その中でも代表的なものをここではご紹介いたします。

■コート紙(光沢紙)

広告に幅広く使用される用紙です。触った感じつるつるした質感で、光沢のある用紙です。
そのため、写真など色鮮やかに印刷することが可能です。 ファッション誌をはじめとする様々な雑誌でも良く使用されています。

■マット紙

光沢を抑えた、少しくすみのある用紙です。落ち着いた感じの広告に仕上げたい場合にお勧めな用紙です。
しっとりとした質感で光沢を抑えてあるので、用紙表面にギラツキが少なく、コート紙などと比較して、文字が読みやすいのも特徴です。

■上質紙(普通紙)

質感はコピー用紙やノートに近く、この広告紙の裏をメモ帳代わりに使われた方も多いことと思います。
質感はナチュラルで温かみがあり、紙表面に加工を施してないため、鉛筆での書き込みも可能です。広告に温かみが欲しい方はこの用紙がお勧めです。

サイズ

広告に使用する→「用紙のサイズ」とは?

続いて、広告によく使われる用紙サイズについてご紹介いたします。

■B3サイズ(364mm×515mm)

広告に幅広く使用される用紙です。触った感じつるつるした質感で、光沢のある用紙です。
そのため、写真など色鮮やかに印刷することが可能です。 ファッション誌をはじめとする様々な雑誌でも良く使用されています。

■B4サイズ(257mm×364mm)

折込広告サイズで一番よく使われるサイズです。
そのため、新聞購読者にも馴染みがあり、手に取りやすいのも特徴です。
また、折加工が要らない一番大きなサイズのため、人気が高いサイズとも言えます。

■B5サイズ(182mm×257mm)

B5サイズはB4サイズ半分の大きさです。
サイズが小さいため、クーポン広告などで「持ち運びを重視した広告」や「少ない情報でターゲットにインパクトを与える広告」などの制作に適しています。

■A3サイズ(297mm×420mm)

皆さん知ってる「大きいコピー用紙」や「一般的なパンフレット」のサイズです。
人気サイズのB4サイズに、広告の情報量が収まりきらない場合に良く使われます。新聞折込では、このサイズより大きいものは折加工が必要となるサイズです。

■A4サイズ(210mm×297mm)

通常コピー用紙サイズで皆さんお馴染みですね。
新聞折込では、B4サイズ広告が多い中、あえてA4サイズにすることで、目に留まる確率を高めるのも効果的です。レイアウトの工夫次第では、B4サイズと殆ど変わらない情報量を掲載できます。

■A5サイズ(148mm×210mm)

なかなかイメージがわきにくいサイズですよね。
手帳で人気のA5サイズです。このサイズもB5サイズ同様に、「持ち運びを視野に入れた広告」や「少しの情報でインパクトを与える広告」などに利用されます。小さいから逆に目につきますね。

厚 み

広告に使用する→「用紙の厚み」とは?

さて、次は用紙の厚さです。ここでは一般的な広告の厚さをご紹介いたします。
余談ですが、用紙の厚さを表す単位、斤量(きんりょう)は「kg」で表します。
それは、紙を1,000枚重ねた時の重さで表すからです。

■55kg前後

新聞折込などでよく目にする、家電屋さんやスーパーなどの広告の厚みです。
少し薄目のイメージですが、大量に印刷し、頻繁に新聞折込を利用される業者様はよく利用される用紙の厚みです。

■70kg前後

一般的なコピー用紙の厚みです。
新聞折込広告やホスティング広告など、両面印刷でも透けにくい厚みになります。
コート紙(光沢紙)の場合は「73kg」程度になります。当社でお勧めしている用紙厚みもこの程度となります。

■90kg前後

コピー用紙より少し厚めです。
薄目のイベントフライヤーやポスティング広告(ピザ屋さんやお寿司屋さん)などの、多少厚みが欲しい場合の印刷物に使用されます。
紙質(厚み)で差別化したい場合に有効です。

用紙&印刷

広告の印刷と用紙の関係?

次に、印刷と用紙の相性についてご紹介します。どのような広告を作成されるかで用紙を選ぶのも良いと考えます。

実際、どの用紙を選ぼうかと迷われてる方もいらっしゃると思います。そこで、一般的に下記の内容を考えて用紙を選ばれると良いとされています。

・光沢性:広告表面に光沢感が必要か。
・発色性:広告に写真が入る場合は大切。
・加筆性:鉛筆で書き込みやすいなど。

発色性 加筆性 光沢感
光沢紙 ×
マット紙
上質紙 × ×

使い分け

広告用紙の使い分け

上記、「広告の印刷と用紙の関係?」から用紙の使い分けができることが分かります。

〈絵で見せる広告を作成したい場合〉
写真やイラストなど、絵で見せる広告を作成したい場合は「光沢があり、発色の良いコート紙」がお勧めです。

〈少し落ち着きを持たせたい場合〉
写真やイラストなどを使用するが、少し落ち着きを持たせたい場合は「光沢&発色ともに、少し抑えたマット紙」がお勧めです。

〈アンケート広告を作成したい場合〉
広告の表や裏にアンケート欄を設置し、記入を促す広告を作成したい場合は「加筆性の良い上質紙」がお勧めです。また、手触りによる温かみがあると良いと考える場合もお勧めです。

御社広告のデザイン内容がどのようなものか、そしてターゲットにどのような印象を与えたいかで、選ぶ用紙も変わってきます。
もし、用紙に迷われた場合はお気軽にご相談ください。